OGA:怪物はお好きですか?

月光川(がっこうがわ)やったので鳥海山シリーズ( ´∀`)
今日は変化球で怪物ネタいってみましょ〜鳥海山に棲んでいたとされる「手長足長」です。
山から山に届くほど腕が長く、旅人をさらって食べたり、日本海を行く船を襲うなどの悪事を働いていたそうです。鳥海山の神である大物忌神はこれを見かね、霊鳥である三本足の鴉を遣わせ、手長足長が現れるときには「有や」現れないときには「無や」と鳴かせて人々に知らせるようにした。山のふもとの三崎峠が「有耶無耶の関」と呼ばれるのはこれが由来だそーです。
それでも手長足長の悪行は続いたため、後にこの地を訪れた慈覚大師が吹浦(現・山形県 鳥海山大物忌神社)で百日間祈りを捧げた末、鳥海山は吹き飛んで手長足長が消え去ったという話です、消えたのではなく大師の前に降参して人を食べなくなったともいわれ、大師がこの地を去るときに手長足長のために食糧としてタブノキの実を撒いたことから、現在でも三崎山にはタブノキが茂っているのだという。
このほかにも秋田県福島県、長野県などに伝わる巨人、妖怪として知られているそーです…意外とメジャーですね〜
写真は三崎公園関係なく、吹浦地区 箕輪です。